平成16年8月、山づくりの施業を請け負う協同組合として、山に関わる西多摩在住6名で発足しました。林業の施業を担う林業労働者は、高齢と林業の衰退による仕事不足なお且つ3K(きつい、汚い、危険)で急下降に減っています。
昔は庄屋と呼ばれる山守さんが山主のもとで、山の管理を任され林業労働者を雇い山作業をさせていました。現在、庄屋の数もめっきり減り、施業を請け負うのは森林組合か、昔からやっている年寄りばかりです。
山主も不在村地主(山を持っているが住まいは街)が多くなり、永い眼で計画を立てられず、山は放置されている状況が目立ちます。
根本的にはあまりにも低く抑えられた材価にその原因があります。世界的に見ても木材という資源は不足してきています。森林減少にも歯止めはかかっていません。そんな中、日本は気候的にも土壌的にも樹木の生育には適しています。資源の自給の点から見ればその可能性は高いものと言えます。多くのそして重く大きな問題を抱える業界ですが、現在のままの形では山の先には何も見えてこない。この状況の中で山の施業を庄屋さんのように、山主さんと一緒に将来の山を描いて、バックキャスティングしよう。「東京・杣人の連」はそういう山づくり施業を目指していきます。
組織名称 | 協同組合 東京・杣人の連(とうきょう・そまうどのれん) |
代表者 | 宇佐美 生 |
所在地 | 東京都西多摩郡日の出町大久野70-1 |
連絡先 |
Tel:042-597-3744 Fax:042-588-5991 |
創立 | 平成16年 8月 6日 |
出資金 | 503万円(平成30年10月現在) |
組合員数 | 8名 |
事業内容 |
・造林・育林作業の請負 ・森林の調査・管理及びイベントの企画 |